■ 雷の戦士ライディ 傭兵ギルド『トワード・ゼロ』 第1話

山岳に聳える城塞都市『ガルズ・ポイント』。
早朝、遠征に出る傭兵たちは、朝靄が晴れるのを待つことなく出発する。
ゴトゴトと馬車が走る音と共に、ポコポコと馬蹄の音が聞こえてくる。
そして足早に歩く傭兵達の靴音。鳥の囀り……。

街の小さな傭兵ギルド『トワード・ゼロ』の宿舎の一室で、一人の女戦士が目覚めようとしていた。
カーテンの隙間から朝の光が射し込み、女戦士の安らかな寝顔と寝乱れた肢体に容赦なく降りそそぐ。

女戦士:「んっ……ンンッ!……」

女戦士は顔をしかめながら寝返りを打つと、のそのそと半身を起こし、寝ぼけ眼を擦った。

女戦士:「ふあぁ〜っ……」

大きな欠伸をして一息吐くと、窓から射し込む陽光に目を細める。

女戦士:「今日も、いい天気ね……」

彼女の名はライディ。大陸エルスを旅する十九歳の女戦士。
少女のあどけなさを残す美しい顔立ちと、女性の魅力溢れる豊かな肢体の持ち主である。
心優しいライディは、怪物の脅威に苦しむ人々を救うため、しばしば激しい戦いにその身を投じていく。
先頃は、オアシスの街『レイク・ブルー』を舞台に、混沌神ケイオスと死闘を繰り広げ、これを撃破したばかりである。
ケイオスを倒したライディは、戦いの疲れを癒すのもそこそこに切り上げ、『レイク・ブルー』の街を後にした。
そして砂漠を南に縦断し、東西に走る山脈を越える途中、ここ傭兵都市『ガルズ・ポイント』に辿り着いたわけである。

ライディはベッドから起き上がると、トレードマークの黄色いバンダナを頭に結び、「よし」と気合いを入れ、緋色に塗られた鎧を手早く装着し、部屋を後にした。

トントントン……!
階下へ降りて行くと、カウンターで退屈そうに新聞を読んでいる、ギルド長の姿が目に入った。

ギルド長:「よぉ、ライディ。今日も元気そうだな」

ライディ:「おはよう。何かいいお仕事はあるかしら?」

ギルド長:「そうだなぁ。ここの仕事にも慣れてきたみたいだし……」

ギルド長は机上に散乱する書類の山をガサガサと探り、やがて一枚を拾い上げた。

ギルド長:「これなんてどうだ? 月夜の森の魔物退治。ウインと一緒に行ってきてくれよ」

 

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■ 雷の戦士ライディ 傭兵ギルド『トワード・ゼロ』 第2話

ライディの恋人『ウイン』。
青い瞳と青い髪をした、風の精霊を操る戦士。
ライディほど無謀な『お人好し』ではないが、優しく誠実な男である。

ライディとウインは同郷の幼馴染み。二人は故郷で互いに想いを告げ、恋人として結ばれた。
しかし、それから間もなく、ウインはライディを置き去りにして、いずこかへと旅立ったのである。

それから数ヶ月。ライディはウインの所在を求めて、当て処のない旅を続けていたが、ここ『ガルズ・ポイント』で思いがけず再会を果たした。
ひとしきり再会を喜んだ後、ライディは当然、自分を置き去りにした理由をウインに問い詰めたが、ウインは「今は話せない」と頭を下げるだけで、理由を明かそうとはしなかった。
ライディは、ひとまず彼を信じることにし、彼がやり残しているという仕事が終わるまで、『ガルズ・ポイント』に滞在することになった。
そして、やることも特にないので、彼が在籍する傭兵ギルド『トワード・ゼロ』に籍を置き、傭兵として働くことにしたわけである。

ライディ:(それにしても……一体、ウインは私に何を隠しているのかしら……)

ウインの人柄をよく知るライディは、彼のことを信じてはいたが、納得がいかなかった。
ウインも、そんなライディの心情を察してか、ライディと当たり障りのない会話しかして来ない。身体を求めることなど以ての外である。

ライディ:「はぁ……。やっと会えたのに、互いの愛を確かめ合うこともできないなんて……」

ライディが物思いに耽っていると、ギルド長に連れられてウインがやって来た。
ウインの額にうっすらと汗が滲んでいる。
どうやら中庭で、若い傭兵達に剣術を指南していたらしい。

ウイン:「月夜の森の魔物を退治しに行くらしいな……。どんなヤツなんだ?」

ライディの胸のうちも知らず、ウインは素っ気なく尋ねてくる。

ライディ:「森の周辺で、女性を攫っちゃうらしいわよ」

ギルド長:「何度か討伐隊も出てるんだが、森に入ったまま帰ってこないらしい」

ウイン:「女性を攫うって……ライディ、お前が行ったら危ないんじゃないか?」

ライディ:「大丈夫よ。もしもの時は、ウインが守ってくれるでしょう?」

ウインの愛情を推し量るように、意地悪く尋ねる。

ウイン:「えっ。そりゃ、まぁ、そうだが……」

ライディの意図を知ってか知らずか、ウインはしどろもどろに答えた。

ギルド長:「まぁ、お前たち二人なら大丈夫だろうが気を付けてな……。それから、惚気話は道中でやってくれ……」

ライディ:「はぁい。それじゃあウイン、行きましょうか」

ギルド長の恨めしそうな視線を受けて、二人はそそくさと傭兵ギルドを後にした。

ウイン:「月夜の森まで二、三日掛かりそうだな。とりあえず途中にある高原の街『スプリング・ヒル』を目指そうか」

ライディ:「えぇ。そうしましょう」

 

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■ 雷の戦士ライディ 傭兵ギルド『トワード・ゼロ』 第3話

『スプリング・ヒル』は、ライディ達が逗留する傭兵都市『ガルズ・ポイント』の南西に位置する高原の街である。のどかな街だったが、最近は、近くの森で女性の失踪事件が頻発し、不穏な空気が立ちこめていた。

* * *

夕暮れ時。人もまばらになった大通りを、全身に大小の傷跡を付けた、荒くれ者の大男二人が歩いていた。

男A:「ガアァッ!! 欲求不満だぜ! どこかにイイ女はいねぇのか!」

男B:「そう言えば、しばらく女を抱いてないな……」

大きな身体を揺すり、すれ違う人々に不機嫌を撒き散らしながら歩いていると、前方に戦士の男女を発見した。

男A:「ん……? 戦士のアベックか? おっ、あの女戦士……」

男の目は、すぐに女戦士の美貌に釘付けになった。
豊かな乳房、くびれた腰、大胆なヒップ。女戦士の艶めかしい身体のカーブに沿って、ねっとりと視線を這わせていく。

男A:「おほぉっ! こいつは今まで出くわしたことがない極上の女だぜ……」

男B:「慌てるなよ……。女一人ならともかく、連れの男も強そうだぜ……」

男A:「むっ……」

相棒の言うとおり、戦士の二人組に正面からぶつかって行くのは少々、危険だ。

男A:「じゃあ、どうすりゃいいんだ?」

男B:「しばらく様子を見よう……。その内、つけいる隙が出来るかも知れん……」

 

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■ 雷の戦士ライディ 傭兵ギルド『トワード・ゼロ』 第4話

男達は物陰に隠れながら、戦士の男女を追跡した。
しばらくして分かれ道に差しかかり、戦士の男女が何やら話し合いを始めた。

戦士の男:「ライディ。ここで魔物に関する情報を集めようと思うんだが……」

女戦士:「いいわよ。それじゃあ二手に分かれましょうか」

戦士の男:「よし。暗くなったら切り上げて、宿屋で落ち合うことにしよう」

別行動をとることにしたらしく、戦士の男女はそれぞれ別々の道を進んでいった。
そして都合のよいことに、女戦士が行く通りには今、人影がない。

男A:「よし。行くなら今しかないな……」

男B:「やってみるか……。(女戦士が強かったらアウトだが……)」

男達は足早に、女戦士の背後に駆け寄る。

男A:「よぉ、そこの戦士のお姉さん」

女戦士:「えっ?」

女戦士がきょとんとして振り返る。
間近で見る、その愛らしい顔立ちと瑞々しい肢体に、男達は舌なめずりする。

男A:「(待ってろよ……。すぐにオレの太いのを突っ込んで、キレイなお顔を快楽でトロトロにしてやるからな……)

男達の股間は痛いほどに膨れあがっていたが、女戦士が気付いた様子はない。

男A:「へへ……お姉さん、これからオレ達とイイことしないか?」

女戦士:「いいこと?」

男B:「そう。とっても気持ちイイことさ……」

女戦士は男達の邪な企みに気付き、侮蔑の視線を向ける。

女戦士:「……結構よ。あいにく連れがいるから」

男A:「連れ?おかしいなぁ。オレには、あんたが一人寂しく歩いているように見えたんだが……」

男はわざとらしく手庇し、キョロキョロと左右を窺う振りをした。

???:「連れなら、ここにいるぞ」

男A:「えっ?」

一体いつからそこにいたのか、男達の背後に、先ほどの戦士の男が立っていた。

男A:「ちっ!手荒なマネはしたくなかったんだがな!」

慌てて戦士の男に向き直り、腰に差している短剣に手を伸ばしたその瞬間。
戦士の男の拳が風のように空を切り、男の顔面に直撃した。

男A:「ぐあぁぁっ!?」

間髪入れず女戦士も、もう一人の男の頸椎に剣の柄尻を打ち込む。

男B:「ぐえっ!」

男二人がもつれるようにしながら、地面に倒れた。

戦士の男:「ふぅ。やっぱり後を尾けてるヤツがいたか……。ライディ、一緒に行動しよう。他にもこんな輩がいないとも限らないからな」

女戦士:「あっ。ひょっとして尾行に気付いてたの? どうして教えてくれなかったのよ!」

男は薄れゆく意識の中で、戦士の男女の戯れ合いを聞いていた。

男A:(…くっ…くそぉ………)

よほど悔しかったのか、男は歯噛みしながら気を失っていた。

 

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■ 雷の戦士ライディ 傭兵ギルド『トワード・ゼロ』 第5話

夜。宿屋に入ったライディとウインは、宿屋の食堂でディナーをとっていた。

ライディ:「美味し〜い!お肉が柔らか〜い!」

ウイン:「街の外で放牧してる羊の肉だそうだ。新鮮だから、こんなに美味いんだろうな」

ライディ:「へぇ〜。明日には魔物と一戦交えるかも知れないから、しっかり食べなくちゃね!」

ウイン:「あぁ。この街に寄ったのは正解だったな……」

ウインがラム肉のステーキの一切れを口に運ぼうとした、その時だった。

カシャンッ!

ステーキを切り分けていたライディが突然、フォークとナイフを取り落とした。

ライディ:「!? 何……これ……手が痺れて……?」

痺れて感覚がなくなった手の平を呆然と見つめるライディ。
そして痺れは、手から腕、腕から上半身へと、急速に広がっていく。

ウイン:「くっ……オレもだ……手だけじゃない……全身に痺れが……!」

ライディ:「一体……どうなってるの?」

???:「クックックッ……オレ達の差し入れは気に入って貰えたかい?」

ライディ:「だ、誰!?」

 

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■ 雷の戦士ライディ 傭兵ギルド『トワード・ゼロ』 第6話

厨房の陰から、夕刻、ライディに絡んできた二人の男がのそりと姿を現す。

ライディ:「あ、あなた達は……!」

男A:「フフ……覚えていてくれたのかい? 嬉しいねぇ……」

男はニヤつきながら、テーブルに突っ伏すライディの背後に立った。

男B:「さっきはよくもやってくれたなぁ?戦士のお兄さんよ……」

もう一人の男もまた、椅子からずり落ちそうになっているウインの背後に立つ。

男A:「ククク……身体が痺れて動けないだろう? ここの主人を脅して、お前達のディナーに痺れ薬を仕込んだからな」

ライディ:「なっ……何ですって……!?」

男B:「他の泊まり客は睡眠薬で眠らせて、用が済んだ主人にも眠ってもらったぜ……もうオレ達を邪魔するヤツは誰もいないってわけだ……」

ライディ:「!!」

男達の手回しのよさに、ライディとウインの表情がこわばる。
おそらく夕刻の仕返しに来たのだろうが、一体何をするつもりなのか……

男A:「さっきはよくもやってくれたなぁ……えぇ?」

男はライディの前髪を掴んで、後ろへ引っ張り、上体を無理矢理起き上がらせる。

ライディ:「くぅっ……」

ウイン:「ライディ……!」

ライディを助けようとするウインだったが、身体はピクリとも動かない。

男B:「諦めなよ、彼氏さん……」

もう一人の男がウインの身体を引っ張り上げ、椅子に深く腰掛けさせた。

男B:「フフ……これでよく見えるだろう? 愛しい恋人がどうなるか……じっくり鑑賞させてやるぜ……」

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■ 雷の戦士ライディ 傭兵ギルド『トワード・ゼロ』 第7話

カチャカチャカチャ……

男は椅子に座るライディの背後から手を伸ばし、乳房を包む胸当てを外そうと、留め金を外しに掛かった。

ライディ:「くっ……ちょっと!……やめなさいよッ……!」

ライディは低い声を発して、男の動きを牽制しようとする。
しかし、今や動かない人形も同然の女戦士の言うことを聞くはずもなく……

カシャンッ!

男A:「外れたぜ……」

留め金が外れ、乳房にぴったり張りついた胸当てが、ゆっくり引き剥がされていく。
たわわな白乳が重力に翻弄されながら、ぶるんと零れ落ちた。
情熱的な薄紅色の乳首が、膨らみの頂点で息づいている。
ライディの呼吸に合わせて、ふるふると震える乳房に、陵辱者達の血走った目が釘付けになる。

ライディ:「うぅ……(こんな奴らに見られるなんて……しかもウインの見ている前で……)」

対座では、ウインが無念そうに目を細めながら、ライディを見守っている。
ライディは、ウインに合わせる顔がないと、羞恥で赤く染まった顔を背けた。

男A:「ククク……こんなにデカイおっぱいしてたのか……」

魅惑的な曲線を描く、極上の乳房。
見ているだけで下腹に血液が流れ込み、男根が漲っていくのが分かる。
男は鼻息を荒くしながら、大きな手の平でライディの乳房を鷲づかみした。

グニュッ!

ライディ:「くっ……!」

ウイン:「ライディ!」

男A:「ククク……こいつは極上のおっぱいだ……。オレの手でも掴みきれない大きさに、この柔らかさ……」

柔らかい乳房の感触を愉しむように、柔肉を千切るようにしながら、乳房をこね回していく。

ライディ:「くっ……こんなことして……あなた達、ただで済むと思ってるの!?」

ウイン:「そうだ……。今ならまだ許してやる……。今すぐ、オレ達を解放しろ!」

射貫くような視線で、男達を威嚇するライディとウイン。
しかし男達は、ライディ達の反抗的な態度を歓迎するように、余裕たっぷりの笑みを浮かべる。

男A:「グハハッ!!」

ライディ:「な、何がおかしいのよ!」

男A:「自分達の置かれてる状況が、まだ分かってないようだな……」

男は手指に一層強く力を込め、ライディの乳房を握り潰した。
太い指の間から、行き場をなくした半球形の柔肉が溢れかえり、破裂しそうなくらいに張りつめる。

ライディ:「ひぐぅっ!?」

男A:「クククッ……痛いか? そら、『お願いですから、優しく揉んでください』と言え。そうすれば楽にしてやるぜ?」

ライディ:「だ、誰がそんなこと……!」

男A:「おっとぉ。まだ反抗するのか?」

男はライディの乳房を強く握りしめたまま、外に回転をかけてねじりあげる。

ライディ:「くあぁっ!?」

男の手が、柔肉を押しつぶし、引きちぎるようにして、ライディの乳房を弄ぶ。
乳房に激痛が走り、みりみりと柔肌が裂ける音が聞こえてきそうだ。

ライディ:「くぅぅっ! も、もうやめて……胸がっ、胸がちぎれちゃうぅ……」

ライディは下瞼に涙の粒を浮かべ、消え入りそうな声を上げる。

ウイン:「や、やめてくれ! やるならオレを……煮るなり焼くなり好きにすればいいだろう!」

ライディの窮状を見かねたウインが、必死の形相で陵辱者に訴えかける。

ライディ:「ウ、ウイン…………」

男A:「ククク……ようやく立場が分かったか。しかし生憎、オレは男には興味ないんでな……」

ライディとウインを追い詰めたことで満足したのか、男はようやくライディの乳房を解放した。

男A:「今回は許してやるが、また下手なことを言ってみな? 今度は容赦なくあんたの彼女を痛めつけてやるからな……」

ウインは何も言い返せず、ただ「分かった」というように顔を俯けるだけだった。

男A:「クックックッ……いい心がけだ……」

ライディ:「……ウイン」

男はウインの落胆した姿を見やりながら、再びライディの乳房を揉みしだき、その柔らかい感触を愉しんだ。

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■ 雷の戦士ライディ 傭兵ギルド『トワード・ゼロ』 第8話

男は椅子に座るライディの背後から、かき抱くようにしながら、乳房を揉み始めた。
先ほどまでの激しい責めとはうって変わって、慈しむように、乳房をやわやわと弄ぶ。
大きな手の平に乳房を載せ、柔肌に指の腹を滑らせ、滑らかな感触を愉しんだ。

ライディ:「んっ……ふっ……」

男の愛撫で、乳首は硬く尖り、乳房はますます膨らみを増していた。
男はライディの反応に気をよくすると、今度は円を描くようにして乳房を弄ぶ。

ライディ:「んっ……くっ……ふぁぁっ………」

男A:「ククク……」

ライディの上瞼がトロンと半ばまで落ちる。瞳は潤み、甘い吐息が漏れ始めていた。

ライディ:「はぁ……はぁ……んぅ………」

ウイン:「……ら、ライディ?」

異変に気付いたウインが、思わず声を掛けていた。

ライディ:「はっ!」

快楽に染まりかけたライディだったが、ウインの呼びかけで正気を取り戻した。

男A:「ククク……いけないなぁ、彼氏さん。せっかく彼女が気持ちよくなってたのに邪魔しちゃあ……」

ライディ:「くっ……ふざけないで! 誰が気持ちよくなんか……」

男はライディの口上を無視し、顔をライディの乳房に近付けると、ぷっくりと膨らんだ乳首を口に含んだ。

ライディ:「んあぁっ!? ダ、メェッ! そんな……乳首吸っちゃあ……!」

唇で乳首をすっぽりと捕らえ、口内に含んだ乳頭を舌でねぶり回す。
男のザラザラした舌が乳頭に触れるたび、ライディの身体はビクビクと反応してしまう。
ウインは恋人の痴態を見せられ、悔しさを顔に滲ませるが、どうすることもできない。
下手に挑発すれば、またライディを酷い目に遭わせてしまう。

チュッ……ジュッ……チュブッ……チュボッ!

乳首を強く吸い上げながら、もう片方の乳房は片手で搾るように揉みしだく。

ライディ:「んんッ! んあああぁぁぁぁぁーーーッッッ!」

ライディの母性を燻り出すような甘い痺れが、乳首から脳天に走り、ライディは思わず、高い声を上げてしまっていた。

男B:「ククク……彼氏さんよ。どうやら、あんたの彼女さんは乳首を責められるのが弱いみたいだな……」

ウイン:「くっ……ライディ!」

男A:「ヘヘヘ……嬲りがいのある、いい弾力をした乳首だったぜ……」

男はようやく口を開き、粘つく唾液で糸を引きながら、舌を乳首から離していく。
ライディの乳首は唾液でテラテラと濡れ光り、男に強く吸われて腫れ物のように勃起していた。

ライディ:「はぁ……はぁ……」

官能の熱にうかされたように、荒い息をつくライディ。

男A:「クク……、その様子だと、さすがに感じたらしいな。オレの愛撫はそんなによかったか? 女戦士さんよ」

ライディ:「はぁ……だ、誰が……」

ライディは負けじと、虚ろだった瞳に光を取り戻し、乳房を弄んだ男を睨みつける。

男A:「ほぉ……どうやら、あんたは相当強い意志の持ち主らしいな……」

男が感心したように呟く。

男A:「だが、口では反抗できても、身体の方は……どうかな?」

男は素早くライディの股間に手を潜り込ませ、指先を割れ目に埋める。

ライディ:「あぁっ!?」

最も敏感な部分に指をあてがわれ、ライディの顎が大きく仰け反る。

男A:「おやぁ? ぐっしょり濡れてるぜ……」

ライディの股間を覆うレオタードの生地は、秘部から潤み出た愛液でじっとり湿り気を帯びていた。

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■ 雷の戦士ライディ 傭兵ギルド『トワード・ゼロ』 第9話

男達はライディを本格的に責めるべく、邪魔なテーブルを食堂の端に寄せ、談話室に置いてあった一人用のソファを食堂の中央へ運んだ。
動けないライディを抱え上げ、ソファに座らせる。物置から持ち出した縄で、両手を頭上で、両脚をソファの肘掛けに引っかけて、それぞれ縛り上げる。

男A:「これでよし、と……。クク、いい格好だぜ、ライディ」

ライディ:「くっ……」

大股開きの格好にしたライディを、男は満足気に見下ろす。

男B:「彼氏さん。俺たちも見やすい場所に移動しようか」

椅子に拘束されたウインが、ライディの斜め前に配置される。

男A:「ククク……。見ろよ、彼氏。あんたの彼女、俺の前でこんなに股を開いてるぜ? はしたない格好だよなぁ」

ウインは何も言い返せず、男の哄笑が部屋中に響き渡った。
ライディは、涙が出そうになるのを必死の思いで堪えていた。
戦いの中で、貞操の危機に晒されたことは何度かあったが、これ程までの屈辱は初めてだった。
ライディは紅い瞳に憎悪の炎をたぎらせて、男を睨み上げた。

男A:「クク……そんな目をしても、アソコがぐしょ濡れじゃあ、威嚇にならないぜ」

ライディ:「なっ……」

ライディの頬が羞恥で紅く染まる。
男が指摘した通り、ライディの股間を包む股布は愛液で滲んでいた。
辱めの言葉を受けたことで、愛液の染みがさらに広がっていく。

男A:「どれ、もっとよく見せてみろ」

男は屈みこみ、ライディの股間の膨らみに顔を近づけていく。

ライディ:「ちょ、ちょっと! 何を考えてるのよ!」

男A:「ククク……いい匂いだ。いやらしい牝の匂い……」

男はライディの内股に手をかけ、ライディの股間の匂いを聞こえよがしに鼻を鳴らして嗅いでみせる。
男の鼻息が股間にかかると、秘唇は悦ぶように、さらに愛液を溢れさせていく。

ライディ:(嘘……何で私、犯されてるのに感じちゃってるの……?)

<NEXT>


■ 雷の戦士ライディ 傭兵ギルド『トワード・ゼロ』 第10話

ライディは身体が反応していることにショックを受けながらも、それを男に気取られないよう、顔を背ける。

男A:「…………」

男は、ライディがこちらを見ていないことを確認すると、人差し指をレオタード越しの秘裂に押し当てた。

ライディ:「んンッ!?」

男の挙動から目を離していたのが仇になった。
敏感な牝の急所を突かれ、愛液の飛沫が上がった。
黄色いレオタードスーツは、股布部分が愛液を吸いすぎて、暗黄色に変色してしまっている。

男A:「ククク……。どんどん染みが広がってくぞぉ。まさか、お漏らししてるんじゃないだろうなぁ?」

ライディ:「お、お漏らしなんて……するわけないでしょ……」

男A:「じゃあ、この股間の染みは何だぁ?」

人差し指で秘裂をなぞる。上から下へ、下から上へ、何度も擦り続ける。

ライディ:「ンッ! はぁっ……ダメ……」

上まぶたが垂れ下がり、ライディの瞳から光が失われいく。

男A:「そぉら……こういうのはどうだぁ?」

男はライディの股間を手の平で包み込み、中指を秘裂に押し当て、上下にゆっくりと撫でさすり始めた。

ライディ:「あぁッ!?……ちょっと……それ、ダメェ……んあぁッ!」

男の無骨な中指が、ライディの秘裂を割り、残りの四本の指が恥丘を優しく撫でる。
秘孔に指が引っかかると、膣奥の襞がざわめき、さらに愛液を溢れさせてしまう。
ぐしょ濡れの股布は、すでに吸湿力をなくしており、男の手指が愛液塗れになっていた。

ライディ:「あぁンッ! そんなッ! どうして、私……こんなに感じちゃうのッ!?」

男はライディの反応を見て、ほくそ笑んだ。
実は、ライディの食事には、痺れ薬だけでなく、遅効性の媚薬が仕込んであったのだ。
しかし、その事実が男の口から語られることはない。

男は、ライディの恥丘を撫でるスピードを徐々に上げていく。

ぐしょ濡れの股布を押し込みながら、太い中指がライディの秘裂をさらに深く抉っていく。
恥丘を包みこむ、無骨な手の平の、ざらざらした感触が、ぞっとするほどの快楽を生み、ライディの腰を浮き上がらせる。

ライディ:「あぁっ! ダメェッ! もうダメェッ! イクゥッ! イッちゃうッ!」

男A:「ハハハッ! イクのか、ライディ! 彼氏の前で、俺みたいなケダモノの手でイカされるのか!?」

ライディ:「ンンンッ! ンフゥッ!!」

ウインの前で、そんな痴態を晒すわけにはいかないと、奥歯を噛み締め、イキそうになるのを堪える。

男A:「ほぉ――まだ頑張れるのか。それじゃあ、これでどうだ!」

秘裂を割っていた中指に、薬指を合わせ、愛液をたっぷり吸った股布を巻き込みながら、秘孔に押し込んだ。

ライディ:「ンン――――ッ!」

股布に侵入を遮られた指先が、焦れたようにぐりぐりと錐揉みし、秘孔の奥へとめり込んでいく。
疲弊した股布が、指の力を抑えきれず、どんどん伸びていく。
長太の指が、半程まで膣肉に埋もれ、先端がじりじりと子宮に近づいていく。

ライディ:「あっ、あっ、あぁぁッ! いやっ! いやあぁッ!」

膣内を掻き回され、絶頂が近いのを悟ったライディが、切ない悲鳴を上げる。
そんなライディの思いとは裏腹に、膣内の無数の襞は、荒々しい男の侵入に酔いしれ、さらに愛液を分泌させてしまう。

ウイン:「…………」

ウインは喉が渇くのも忘れて、甲高い声で泣き叫ぶライディに見入ってしまっていた。

ライディを抱いたのは、二人の気持ちを確かめ合ったあの夜、ただ一度きりだったが、その時、ライディは声を上げることも恥じらい、こんなに乱れることはなかった。
ウインは、ライディが媚薬を盛られているとは思い至らず、薄汚い賊の手で、ライディがよがり狂わされていることにショックを受けていた。

ライディ:「ダ……メェッ! もう、それ以上、入って来ちゃダメェェッッ!!」

と、ライディの必死の哀訴を聞き入れたかのように、男の指がぴたりと止まった。

ライディ:「え……?」

あと、ほんの数回……突きを繰り出されていたら、ライディは絶頂に達していただろう。
ライディは、自分の願いが聞き入れられたことに困惑しながらも、物足りないような表情で、荒い息を吐いている。

男A:「ククク……別に、お前の言うことを聞いてやったわけじゃないぜ。ほれ、見てみな」

男はそう言うと、ぐしゃぐしゃになった股布の両端をつまみ、左右に引っ張った。

ライディ:「あ……」

股布に親指大の穴が開き、そこから愛液にまみれた白桃色の粘膜――ライディの秘孔が覗いていた。

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■ 雷の戦士ライディ 傭兵ギルド『トワード・ゼロ』 第11話

股布の裂け目から、薄桃色の粘膜が覗いている。
男に擦られ続け、摩耗した股布に裂け目ができたのだ。
男は破れた股布の左右を指で摘み、さらに裂け目を広げていく。

ライディ:「やっ……やだ……」

ライディの秘唇が完全にその姿を現した。
透き通った愛液にまみれ、真珠のように濡れ光っている。

男A:「クックックッ……これで、あんたを守るものは、何もなくなったぜ……」

傍らでライディを見守るウインも、その秘唇の妖艶さに息を呑んだ。
初めての夜は、明かりを消していたため、ウインでさえ、ライディの牝唇をはっきり見るのは初めてだった。

男A:「ククク……。随分、キレイなオマンコしてるんだな……。彼氏とは、あんまりお盛んじゃないようだな?」

ライディ:「…………」

男が推測した通り、ライディがウインに抱かれたのは、たった一度きりだ。
二人が結ばれてから間もなく、ウインが失踪したからだ。
ライディは何も言い返さず、疲れた目で男を睨む。
男はそれを無視して、両手の親指と人差し指をライディの秘唇にあてがい、ぱっくりと割り開いた。
唇を開いたそこに、おそらく恋人に捧げたのだろう、破れた処女膜の痕跡があった。

男B:「フフ……さすがに処女は頂いてるのか。どうやら、インポテンツって訳じゃなさそうだな……」

ウイン:「くっ……!」

このままでは、ライディの貞操が奪われてしまう。

ウイン:「た、頼む。俺はどうなってもいい。彼女だけは……」

ウインは俯き、男たちの反感を買わないよう、言葉を選びながら、懇願する。
恥も外聞もなかった。ライディさえ助かるなら……
男たちは、項垂れるウインの姿を見下ろして、にやにやと笑いながら、優越感に浸っている。

ライディ:「ウイン……」

ライディがか細い声で恋人の名を呼ぶ。
ウインがそれに呼応するように顔を上げ、二人は無言で見つめ合った。
ウインは随分、久し振りに、ライディの声を聞いたような気がした。そして、ライデイと目を合わせるのも……。

ライディ:「私なら大丈夫だから、心配しないで……」

ウイン:「!!」

先程まで、男によがり狂わされていたライディとは別人だった。
パートナーとして頼もしい、いつもの気丈な女戦士の瞳が、甦っていた。
ライディは陵辱者に視線を戻すと、覚悟を決めたように、厳しい目つきになり、唇をキュッと結んだ。

男A:「ククク……この期に及んで、彼氏に気を遣うとは、泣かせるねぇ。だが……こいつを見ても、そんなことが言えるかな?」

男はおもむろに腰帯を緩めると、泥染みで汚れたズボンを脱ぎ捨て、下穿きを床に落とした。
ライディの瞳に異様な大きさの『それ』が映り込み、思わず目を見開いた。

ライディ:「!!」

獣欲で膨れ上がった怒張が股間からそそり立ち、臍の上まで届いている。
明らかにウインの『それ』より、一回りも二回りも大きかった。
覚悟を決めたはずのライディだったが、あまりの怒張の大きさに動揺を隠せない。
自分はこれから、あんなものに貫かれるのか。

男A:「ククク……どうした? もう、彼氏に優しい言葉をかけてやらなくていいのか?」

男は、大股開きにされたライディの両脚の間に進んでいき、反り返る怒張を手に取ると、ライディの秘芯にあてがった。

ライディ:「ひっ……!」

ウインに見せた気丈さは、既に何処かへ素っ飛んでしまっていた。
顔はすっかり青ざめ、恐怖に歪んだ口唇から、小さな悲鳴が上がる。

ウイン:「やっ、やめろぉっ!――むぐっ!?」

絶叫するウインの口許に、後ろに控えていた男が、素早く猿轡を噛ませる。

男A:「クックックッ……助けたいなら、口じゃなく、身体を動かすんだな〜。ほらほら……俺様のモノが、彼女のアソコを狙ってるぜ〜?」

先走りに滑光る雁首が、蛇のように鎌首をもたげ、ライディの秘唇の前で揺れ動いている。
まるで、ライディの秘孔を覗き込み、潜り込む時を、今か今かと待ち構えているかのようだ。

ライディ:「や、やめて……そんなもの、入るわけ……」

ウイン:「ムググゥッ!!」

男A:「クククッ! 喚いてないで、さっさと止めに来いよ〜。本当に入っちまうぞ〜」
ウイン:「ムゴォオォォォーーーーーッッ!!」

猿轡を噛まされた口許から、断末魔のような咆吼が上がる。
恋人の貞操が危機に晒されてるというのに、身体がまったく動かない。
身体に力を込めようとすると、逆に力がどんどん脱けていくのだ。

男は、ウインが必死に足掻いているのを、滑稽そうに見下ろすと

男A:「ククク……これだけ待っても、止めに来ないってことは、止める気がないってことだな?」

男は勝手な解釈をして、眼下のライディに視線を戻す。
そして、邪悪な笑みを浮かべながら、怒張の先端を秘孔にあてがった。

男A:「待たせたな、ライディ……彼氏のお許しが出たぜぇ……。これから、たっぷり時間をかけて、お前のオマンコを可愛がってやる!」

ライディ:「いっ、いやっ……、いやあぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーッッッ!!」

男は、大股開きにされたライディの膝裏に手を載せ、ライディの下半身をがっちり固定すると、腰をゆっくりと沈めていった。

<NEXT>


■ 雷の戦士ライディ 傭兵ギルド『トワード・ゼロ』 第12話

ライディ:「んンンゥゥゥゥーーーーーーーーッッ!!」

ズブズブズブッ!

欲望に膨らんだ獣根が、ライディの花弁を押し開きながら、桜色の果肉の中へと埋没していく。
大きく張り出した雁首が、膣肉を削りながら、子宮へ向かって進んでいった。

ライディ:「くぅぅーーッ! あぁぁっ……!」

ゴツゴツした陰茎の筋膜が、ライディの膣肉を押し潰す。その膣肉から、じわりと愛液が滲み出し、獣根のさらなる侵入を手助けしてしまう。
滑る愛液の助けを受け、男が一気に腰を押し出す。獣根の先端が、勢い余って、ライディの子宮口にめり込んだ。

ズドォッ――!

ライディ:「くひぃッ!」

根元をわずかに残して、獣根のほとんどがライディの花弁の中に埋まった。

男A:「はぁ、はぁ……もう少しだ……もう少しで、全部入るぜ……」

ライディ:「そんな……もう、奥まで届いてるのに……もう無理……」

まるで、か弱い少女のように、ライディが涙を浮かべて懇願する。
しかし、その行為は、男の嗜虐心を燃え上がらせるだけだった。

男A:「ククク……ライディ……そんな可愛い表情もできるんだなぁ……。もっと見せてくれよ。涙で歪んだ、ゾクゾクするような女の表情を……」

男A:「そ――らぁっ!!」

ズッブンッ!!

ライディ:「ンぁぁあああああぁぁぁぁぁああぁぁぁぁーーーーーーーーッッ!」

ライディと男の股間がぴったり合わさり、獣根が完全にライディの膣内に埋没した。
子宮にめり込んだ亀頭が、子宮を奥へと押しやり、無理矢理、獣根を埋め込んだのだ。

ライディの膣内は、肥大した獣根で完全に埋め尽くされ、男はライディを征服したことで、えも言われぬ満足感に浸っていた。

<NEXT>


■ 雷の戦士ライディ 傭兵ギルド『トワード・ゼロ』 第13話

男A:「クックックッ……入ったぜ……」

ライディ:「くぅ……ぁ……あぁ……」

男の股間から生えた太い幹が、ライディの桜色の花弁に、無残に突き立てられていた。

悔し涙が、ライディの頬を伝って落ちる。

男A:「ククク……こいつは驚いたぜ……俺のモノを最後まで呑みこみやがった……」

ライディ:「くぅっ、キツぅい……いやぁ、抜いてぇ……」

男A:「ククク……見えるかい、彼氏さんよ? 俺様のモノが、愛しい彼女のオマンコに、しっかり収まってるのが……」

ウイン:「グッ……グゥゥーーッ……!!」

猿轡を噛まされた口元から、憤怒に塗れた呻き声が上がる。
碧眼がゆらゆらと揺らめき、全身から憎悪の炎が噴き上がっている。

男A:「ハハ! そんなに怒るなよ! これから、もっと面白いものを見せてやるからよぉ!」

男はライディに向き直ると、薄笑いを浮かべながら、ゆっくりと獣根を引き抜き始める。
厚ぼったい秘唇をめくりあげながら、愛液に塗れた太い幹が露出していく。

ライディ:「んくぅッ! あぁあああッ!」

ライディの膣肉の襞が、カリ首のエラに引っ掻かれ、じんじんとした痛みを訴える。

男A:「そらぁっ……!」

男は、ライディの膝裏を掴む手に力を込めると、獣根を一気に引き抜きにかかった。

ライディ:「んンンンーーーーーーーーッッ!! あぁぁっ……!」

ジュポンッ!

引き抜かれた後には、ライディの秘唇に、ぼっかりと深い孔が穿たれていた。

ライディ:「はぁ……はぁ……」

獲物を失った柔肉が、戸惑ったようにざわめき、膣口は催促するように、ぱくぱくと喘いでいる。
ライディの表情も、心なしか寂しいものになっていた。
そして――。

ライディ:「んっ……」

無意識の行動なのか、まるで獣根を花弁に誘い込むように、ライディがわずかに腰を掲げ、揺らめかせた。

ウイン:「ぐっ……むっ――!?」

ウインは目を丸くして、くぐもった声を上げる。
その声が耳に届いたのか、ライディは自身の行動に気付き、戦慄した。

ライディ:「う、ウイン! 違うの、これは――」

男A:「ククク……何が違うって? お前は今、確かにオレを求めた――」

ズブズブズブズブ……!!

ライディ:「あぁっ! あああぁぁぁぁぁぁぁッッッ!?」

秘孔に先端があてがわれたかと思うと、ライディの膣内に、再び巨大な獣根が埋め込まれていった。

ライディ:「ああぁっ!? ダメェッ……!」

あっという間に先端が子宮口に辿り着く。そのまま子宮を持ち上げながら、獣根が根元まで膣内にねじ込まれていく。
膣肉が獣根に一斉にはりつき、拡張された肉洞がギュッギュッと獣根を絞り込んでいく。
と、男はまとわりつく膣肉を引きはがしながら、獣根を強引に引き抜いていく。

ズルルルルルルゥゥゥーーーーーッッ!!

ライディ:「くひいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃィィィーーーーーッッッ!!!」

エラを襞に引っ掛けながら、カリ首が外に出ようとしている。
このまま膣まで外へ引きずり出されてしまいそうだ。
下肢から力が脱けていき、そのまま意識まで持って行かれそうになる。

男A:「そぉ〜ら……」

男は獣根をカリ首まで引き抜くと、再度、勢いよく、膣内に獣根を打ち込む。

ズブブブブブブブブブブゥゥゥーーーーーッッッ!!!

ライディ:「んああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーッッ!!」

空っぽになった膣内が再び一杯になる。
ライディの大きく開いた口から、薄桃色の舌が飛び出し、嬌声が上がる。
下腹にずっしりとした質量を感じ、まるで妊娠したかのような錯覚に襲われる。
女性特有の幸福感がライディを満たし、理性が掻き消されていく。

男A:「そぉーら、ペースを上げてくぜ! そらッ! そらぁッ!」

ズチュッ! ズチュッ! ズチュッ! ズチュッ!

男の腰が、ライディの股座でリズミカルに踊り、獣根が旋回しながら、ライディの媚肉を責め立てる。

ライディ:「あんんッ! あっ、あぁッ! ダメェェッ! やめてぇッ!」

<NEXT>


■ 雷の戦士ライディ 傭兵ギルド『トワード・ゼロ』 第14話

男A:「そらっ! そらっ! そらっ! そらっ!」

ズンッ! ズンッ! ズンッ! ズンッ! ズンッ! ズンッ!」

男は全体重をかけて、ライディにのし掛かりながら、ライディに突き込んでいく。
ライディの身体がソファにめり込み、ソファがギシギシと音を立てる。

ライディ:「あぁぁっ! ダメェッ! あっ! あっ! あっ! あっ!」

ライディが切羽詰まった声で喘ぐ。

男A:「そら! そら! そら! そら!」

結合部からは、愛液が溢れかえり、ぷっくりと膨らんだ秘唇が愛液にまみれて蕩けている。
愛液は会陰から肛門へと流れ落ち、ソファの座面を濡らした。

ライディ:「ンあぁっ! ダメェッ! このまま……あっ! されたら……あぁんッ!!」

男A:「ククク……このままされたら、どうなるんだ? まさか、彼氏の前でイッちまうんじゃないだろうな?」

ライディ:「くぅッ! はぁっ、何を……!」

重い腰を叩きつけられながら、ライディはちらりとウインの方を見やる。
男の強烈な責めに耐えるのに必死で、ウインが見ていることをすっかり忘れてしまっていた。
ウインは椅子に縛り付けられたまま。しかし、まともに動かない身体を前のめりにして、拘束を解こうと踏ん張っている。
ウインの碧眼は、ライディの瞳をまっすぐに見つめ、必死に何かを訴えかけているように見える。

(……! ライディ……! ライディ……!)

ライディ:(ウイン……私の名を……呼んでくれているの……?)

バチュンッッ!!

男がギリギリまで腰を引きつけ、強烈な一撃をライディの子宮に叩きつけた。

ライディ:「くうぅッ!!」

男はイチモツを埋没させたまま腰を止めると、ライディに優しく語りかける。

男A:「クククッ、ライディ……イキたかったらイッてもいいんだぜ?」

ライディ:「だ、誰が……あんたみたいなヘタクソに……はぁ、イカされるもんか!」

男A:「な、何ぃ……!?」

ライディ:「さっきから……はぁ、力任せに腰を振ってるだけじゃない……。強姦ばかりで……はぁ、まともなセックスしたことなんて……一度もないんでしょ……

ライディが、からかうような笑みを男に向ける。
男は何も言い返せず、凝然としている。

ライディ:(言ってやったわ……)

ウインを安心させるため、そして、自身の誇りを取り戻すためにも、男に一矢報いたかった。
ライディの挑発に怒り狂った男は、これから、ライディの身体が壊れるのも厭わず、暴虐の限りを尽くすだろう。
それでいい。
後は、ただ黙って耐えるだけだ。
惨めな醜態を晒すことになるだろうが、誇りは失わずに済む。
ウインには、汚れたことを謝らなきゃいけないだろうけど……。

ライディは慰み程度の満足感に浸りながら、小さな笑みを零した。

 

<NEXT>


■ 雷の戦士ライディ 傭兵ギルド『トワード・ゼロ』 第15話

しかし、ライディの予想とは裏腹に、男の頭は怒りで熱くなるどころか、冷静な思考を始めていた。

ライディの食事には、確かに媚薬を盛ってあった。
ライディはそれを食し、今や、媚薬はライディの全身を駆け巡り、脳まで蕩かしているに違いないのだ。
実際、あと少しというところまで、ライディを追い詰めたこともあった。
それが……どうなっている?
堕とそうとしても、ギリギリのところで、何度も這い上がってくる。

男A:(こんな女は初めてだ……)

男はライディを信じられない思いで見つめていた。

情を知らない男には想像も付かないことだが、ライディのウインを愛する気持ちは、それほど強く、堅固だったのである。

男A:「クフフッ……ハハハッ……!」

男が頭を垂れて、気の抜けたような笑い声を上げている。
「怒りのあまり、気が触れたか?」ライディがそう思っていると

男A:「ライディ……お前は本当に、犯しがいのある、イイ女だよ……」

男がゆっくりと顔を上げる。

ライディ:「……ッ!」

今まで見たことのない、男の不気味な表情に、ライディが警戒心を強める。
男の目と口は、三日月のように歪み、不気味な笑みを浮かべていた。

<NEXT>


■ 雷の戦士ライディ 傭兵ギルド『トワード・ゼロ』 第16話

男A:「ライディ……俺の最高のテクを使って、お前を堕としてやる……。

男の指が、剛直を突っ込まれたままの、ライディの秘唇の上に伸びる。親指と人差し指の先をくっつけては離し、何かを挟む動作を繰り返している。

ライディ:「うぅっ……!(そこは……!)

キュウッ!

ライディ:「あぁぁッ!?」

男の親指と人差し指がライディのクリトリスを挟み込んだ。
最も敏感なところを刺激され、ライディの脊髄に快感の稲妻が走り抜ける。

さらに挟んだまま、指の腹を前後に動かし、ライディのクリトリスを弄ぶ。

ライディ:「くうぅー……ッ!」

男A:「クククッ、まだまだ……お楽しみはこれからだぜ……!」

男はクリトリスを摘んだまま、腰を揺らし、愛液で蕩けた膣肉の蹂躙を再開する。

ライディ:「あぁうッ!……そんなッ……またッ……」

男A:「そぉ〜ら……そらそらぁ〜」

クリトリスを弄りながら、激しく腰を前後させる。

ライディ:「あ、あぁぁっ!……や、やめッ!……そんなっ、そこっ……弄りながら、しないでぇッ!」

男A:「クククッ……どうした? ヘタクソな俺のテクには、感じないんじゃなかったのか? そらそらぁッ!」

クリトリスを摘む指に力を込め、さらにグリグリと弄ぶ。

ライディ:「くうぅぅぅーーーーーーーッッ!」

貪るように腰を動かし、さらに激しく、ライディの膣肉を蹂躙する。

ライディ:「あぁッ!? あっ! あぁあああああああああーーーーーッッ!!」

ライディの背筋が弓なりに反り返り、みずみずしい太腿が快楽にわななき始める。

男A:「なかなかしぶといな……それじゃあ、こういうのはどうだ?」

男がもう一方の手指を使って、ライディの下腹を押さえ込んだ。

ライディ:(こ、今度は何……?)

男A:「そぉーらっ、行くぜッ!」

男が、ライディの膣奥まで埋め込んだ剛直を、勢いよく引き抜いていく。

ゴリッ!

ライディ:「くひぃぃッ!」

ちょうど、クリトリスの裏側辺りの膣肉がカリに引っ掛かり、今度はライディの全身に凄まじい快楽の電撃が迸った。

ライディ:「はぁ……はぁ……一体……何が起こったの……?」

ライディは、ジンジンと疼きが残る股間に、戸惑ったような視線を向ける。
そして、ようやく理解した。
おそらく、男の手が私の下腹を押さえていることで、クリトリスの裏側にある膣肉――Gスポットが突出してしまっているのだろう。
ただでさえ敏感なGスポットに、鋭いカリが引っ掛かれば、凄まじい快楽が生まれるのは当然のこと。
そして、これを何度も繰り返されたら――。

想像して、ライディの胸に不安が広がっていく……。
しかし――
ライディの膣肉は期待で膨らみ、とめどなく愛液をたたえ始める。
恐怖で血の気が引いていたライディの顔面に、再び赤みが差していった。

男A:「クックックッ……どうやら今のが、気に入ったようだな……」

ライディの心と肉体の矛盾を読み取ったのか、男は痛快に笑った。

<NEXT>


■ 雷の戦士ライディ 傭兵ギルド『トワード・ゼロ』 最終話

男A:「そぉらッ! 喰らいなッ! ライディッ!」

ゴリュッ! ゴリュッ! ゴリュッ! ゴリュッ! ゴリュッ!」

Gスポットにカリが引っ掛かる位置で、男が小刻みに抽挿を開始する。

ライディ:「ンあぁぁぁぁーーーッ! だっ、ダメェェェッッ!」

男A:「そらそらそらそら!」

同時に男の指がクリトリスを摘み、激しくねじるのを繰り返す。

クリュッ! クリュッ!

ライディ:「ふあぁああああッ!? そんなッ、こんなの無理ッ……! もうッ……我慢できないッ……!」

男A:「クククッ! 気持ちイイだろう、ライディッ! イッちゃうのかぁ? 愛しい彼氏の前でイカされちゃうのかぁ?」

ライディ:「いっ、いやぁああああぁぁぁーーーッッ! お願いッ! もうやめてぇッ! 許してぇッ!!」

男A:「いよいよ限界が近いようだなぁッ! よぉし、オレも一緒にイクぞぉッ! ライディッ! お前の膣内に注いでやるぞぉッ!」

ライディ:「なっ、何を言って……だっ、ダメッ、膣内でなんて出しちゃ――あぁあああッ!?」

抽挿のペースを速めながら、腰を大きく前後に揺らし、ライディの子宮口から膣口まで、まんべんなく抉っていく。
男がライディを責め立てながら、思い出したように、ウインの方を振り返る。

男A:「はぁ……はぁ……悪いなぁ、彼氏ぃ……彼女の膣内も子宮も、オレのスペルマで一杯にしてやる……この女の全てを、お前から奪ってやるぜ……クヒヒッ……」

ウイン:「ぐっ……うぅぅ……」

男の言う通り、このままではライディの全てが男に奪われてしまう……。
しかし、ウインの麻痺した身体は、いまだ回復せず、焦燥と絶望で、ただ心臓が早鐘のように鳴り続けるだけだった。

ライディ:「いやっ、いやぁッ! 膣内はっ、あぁッ! 膣内はダメぇッ! それだけはっ、ヒィンッ! 許してぇッ! 

男A:「クククッ! お前だって、限界なんだろうっ……出すぞっ、ライディ……オレのスペルマを……お前の子宮にたっぷりと注いでやるッ!

男がライディの太股を抱え込んだまま、ライディにのしかかっていく。
二人の身体が狭いソファの上で折り重なり、猥雑な音を立てながら
折り重なると、男はとどめとばかりに、ライディの秘唇に向かって、
突き込んでいく

男A:「ライディ……! お前のオマンコは最高だぜっ! オレのモノを咥えこんで、放さねぇッ!

ズチュッ! ズチュッ! ズチュッ! ズチュッ! ズチュッ! ズチュッ! ズチュッ!

ライディ:「あっ、あっ、あっ! あぁっ! ダメェッ! そんなッ! 掻き回さないでぇッ!

男A:「はぁっ! はぁっ! 限界だっ!……出すぞっ、ライディ! 膣内で出すぞぉッ! オレのスペルマをたっぷり子宮に注いでやるッ!」

ズンズンズンズンズンッ――――――――――! 

ライディ:「あぁああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーッッッ!! 
いやあああああぁぁぁぁぁぁぁぁーーーーーーーーッッ!」

男A:「ウッ!」

ドプッ!!

大量の精液が、いっせいにライディの子宮へとなだれ込んだ。
ライディの子宮は、たちまち精液で一杯になり、行き場を失った精液は、肉洞と陰茎の間を上昇していき、赤く腫れ上がった秘唇から溢れかえった。

ライディ:「あぁっ……膣内に……子宮に……出されてるっ……いやぁっ……こんなの……」

ライディもまた、子宮に熱い精液の奔流を受け、絶頂に達していた。
男はすでに精液の最後の一滴までライディの膣内に絞り出し、息を整えていたが、ライディはその後も、ビクビクと身体を痙攣させていた。
未だに絶頂感が冷めず、おこりのように震える身体を恨めしく思いながら、せめてウインに泣き顔を見られないようにと顔を向こう側へ背ける。

男A:「ククッ……気持ちよすぎて、精液が止まらなかったぜぇ……こいつは妊娠させちまったかもなぁ……」

ライディ:「……うっ……うぅっ……」

気丈に振る舞っていたライディの頬に、ついに一筋の涙が流れ落ちた。

ウイン:「………………」

ウインは、白濁に染まるライディの股間を茫然と見つめていたが、やがて、がっくりとうなだれた。

男A:「おやおや……彼氏さん。お楽しみは、まだまだこれからだぜ? 観てなくていいのかい?」

男B:「よぉし、今度はオレも加わるぜ」

男A:「おぅ、いいぜぇ。仲良く3Pとしけこむかぁ」

ライディ:「……ぃ……いやぁ……あんなに……膣内で出しておいて……まだ……気が済まないの……?」

男B:「フフフッ、何言ってやがる。口の中に、ケツの穴、まだまだ使ってないところは沢山あるじゃないか」

男A:「そういうことだ……お前の身体が壊れるまで、たっぷり可愛がってやるよ……。せめて心まで壊れちまわないよう、祈っとくんだなぁ……クックックッ……」

その後のライディとウインの消息を知る者はいない……。

<END>


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